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ロータリーバルブの定義 |
ロータリーバルブには流体用と粉粒体用があります。流体の分野では流体を回転数により制御するバルブをいい、粉粒体の分野では粉粒体を回転数により制御したり、あるいは圧力差のある流体(主として空気)の場に対し軸に放射状に設けられた羽根車で流体圧を遮り(シールし)つつ、供給または排出するバルブをいいます。 フルード工業のテリトリーは粉粒体用のロータリーバルブです。
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ロータリーバルブの作動の様子(動画) |
次の動画では、空気輸送装置の輸送物送り元に組み込まれ作動しているロータリーバルブや、ロータリーバルブの外観、内部の羽根車(ローター)が回転する様子、また上部ホッパーに貯まった粒体が羽根車の回転によって下部に排出されていく様子をご覧いただけます。
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ロータリーバルブの呼称について |
ロータリーバルブは上述のとおり流体用と粉粒体用がありますが、構造も機能も違うので、本来は流体用あるいは粉粒体用ロータリーバルブと呼称すべきでしょうが、使用分野が完全に異なり、混同することはまず無いため、各々ロータリーバルブと呼称しています。
なお、粉粒体用のロータリーバルブについては一般社団法人日本粉体工業技術協会では、装置としての見地から供給用をロータリーフィーダー、排出用をロータリーディスチャージャーと呼称しています。
しかしながら、メーカー側からすると全く同じものを別々に呼称することは繁雑極まりなく、このため総称してロータリーバルブと呼んでいることが多く、フルード工業もこの呼称を採用しております。
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